開講:大宮キャンパス 秋学期 金曜日 4限
対象学年:1年生(共通教養科目)
・14回の講義すべて教場での対面講義となります。
・講義資料は毎週木曜日にScombZにアップロードするので、各自ダウンロードもしくはプリントアウト(カラーでも白黒でもかまわない)して講義に参加してください。講義当日に資料を配布することはありません。
・講義資料は個人の学習のみに使用し、友人に再配布したり、無断で転用しないでください。
・「学修の手引」やガイダンス資料、ScombZ等によって配信される内容を読まずに、単位修得に不利が生じても一切対応しません。
・出席自体を点数化することはありませんが、成績評価を受けるには出席が前提条件となります。
・ScombZによる小テストは講義時間内に受験してください。
現在人類が直面している種々の環境問題は地球レベルでおきており、我々がどのような取り組みを行えばよいのか明確な答えは得られていません。そのため、環境を扱う学問領域は多岐にわたり、アプローチの仕方も様々です。本講義は、特定の環境問題やアプローチに特化することなく、様々な学問的アプローチを広く取り上げ、その発生要因ととられてきた対策について解説します。
「環境学」は学際領域であるため、生物学や化学などの理系の基礎知識が必要な内容も含まれますが、これらの科目が苦手な受講者も考慮し、丁寧に講義を進めます。本講義では、細かな事象を暗記するよりも、全体の流れを把握するようにしてください。
人数の多い講義では、その時間内にすべての方に内容を理解していただくのは困難です。本講義では生物学や化学などの基本的知識の有無は問いませんし、特別な受講条件は設けませんが、自習は必要となります。したがって、さらに深く学びたい方は下記の参考書などで学習してください。一方、難しいと感じる方は、下記に示した参考書を読んだり、質問したりしてください。何もせずに、ただ「わからない」とか「難しい」と言わないでください。
◎履修上の注意をよく読んで履修登録してください。
第1回 ガイダンス
第2回 大気汚染
第3回 オゾン層の破壊, 長距離越境大気汚染
第4回 地球温暖化
第5回 水環境と水質汚濁
第6回 土壌環境と土壌汚染
第7回 バイオレメディエーション
第8回 生物多様性
第9回 再生可能エネルギー
第10回 人工光合成・リモートセンシング
第11回 化学物質
第12回 廃棄物と3R, 各主体の役割
第13回 植物工場
第14回 期末試験と解説
急な休講などのお知らせについては、ScombZ経由で早急に連絡します。
【講義形態】
・教科書は使用しません。スライド映写を中心とした講義となります。
・板書はほとんどしないので、口頭での説明をメモし、各自整理してください。
・講義資料は事前にScombZにアップします。カラー、白黒問わないので印刷するか、もしくはタブレットより大きな画面の端末にダウンロードして講義に出席してください。
【成績評価について】
・毎回の小テスト(30%)と、レポートもしくは期末試験(70%)で成績評価を行います。
・出席自体を点数化することはありませんが、成績評価を受けるには出席が前提となります。
・小テスト、レポートもしくは期末試験のどちらも6割以上得点しないと不合格となります。
・各自の不注意や虚偽の申告による再試験の嘆願などには一切応じません。
【授業態度について】
・講義中の私語や食事(飲水は可)、不要な立ち歩きは厳禁です。
・許可なく板書やスクリーンの写真撮影をしないでください。
・講義資料は個人の学習のみに使用し、友人に再配布したり、無断で転用しないでください。
【質問】
質問などは、問い合わせ内容等を記録するため、芝浦工大のメールアドレスからの送信のみお受けします。件名(subject)欄に「環境学 学籍番号 氏名」を記入し、yamazaki.junya.t1@sic.shibaura-it.ac.jp(@は半角にして)に送信してください。欠席届など提出物は、PDFファイルにするか、写真撮影した画像ファイルを添付して提出してください。管理の都合上、教室で紙媒体を受け取ることはしません。
【参考書】
1.『環境科学(改訂版)』 金原粲監修 実教出版
2.『文系のための環境科学入門』 藤倉良・藤倉まなみ著 有斐閣コンパクト
3.『10版 環境社会検定試験®(eco検定)公式テキスト』 東京商工会議所 (編著) 日本能率協会マネジメントセンター
4. 公的機関のサイトやYouTubeの利用など
特に4は環境社会検定試験®(eco検定)の受験を考えている人は購入すると良いと思います。